新たな生活を求めて
撮影:ヤニス・ベラキス(Reuters)

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日が昇るなか、エーゲ海を漂流するシリア人難民を詰め込んだゴムボート。トルコの海岸からギリシャのコス島に向かう途中、モーターが故障した。ギリシャの沿岸警備隊が遭難信号に反応して救出に向かった。

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トルコからエーゲ海を渡ってギリシャ・レスボス島に到着し、2人の子どもを抱えてゴムボートから海岸に上陸しようと奮闘するシリア人難民。2015年には、85万人を越える移民・難民がこのギリシャの島にやってきた。

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過密状態のゴムボートからギリシャ・レスボス島の浜に飛び降りるアフガニスタン移民。主に戦乱のシリア、アフガニスタン、イラクから逃れてきた何千人もの難民が、毎日トルコからエーゲ海を渡ろうと試みている。距離は短いが、移民のゴムボートで荒れやすい海を渡るのは危険な旅だ。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、85万人以上が今年ギリシャに到着し、財政難のギリシャが対応できる範囲を超えている。

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トルコ(背後)からエーゲ海を越えてギリシャ・レスボス島に向かうシリア人難民でいっぱいのゴムボートの前をイルカが飛び跳ねる。今年は85万人以上の難民・移民が海を渡ってギリシャにやってきたが、そのペースはさらに加速しており、凍てつく冬の到来を前に月曜日だけでも8000人以上が到着した。

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トルコの海岸からギリシャ・コス島に向け、原動機のないゴムボートを必死に漕ぐイラン人移民の脇を、豪華グルーズ船がゆったり進んでいる。

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嵐のなか、ゴムボートでギリシャ・レスボス島の海岸に到着したアフガニスタン移民がスペースブランケットをまとい歩いている。今年、50万人以上の難民・移民が海を渡りギリシャに到着したが、冬を前にそのペースは加速している。

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仮登録所にて、大雨のなかバスに乗っているシリア人難民の少女。

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バスの中のアフガン人移民は、レスボス島から2500人を超える移民・難民とともに旅客フェリー・エレフテリオス・ヴェニゼロス号でアテネ近郊のピレウス港に到着した。彼らは、初めて港の商業施設を目にした。ゴムボートでギリシャの島に到着した移民・難民は、仮の書類を交付されアテネ近郊のピレウス港に向かう。アテネからはバスかタクシーでマケドニア共和国との国境に向かい、新しい家を求めて北ヨーロッパを目指す。

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大雨のなか、ギリシャ・イドメニ村の近くでマケドニア共和国の警官に国境を渡らせてくれるよう頼む移民や難民。小さな子供を抱えた家族を含む何千人もの難民や移民が、ギリシャとマケドニアの国境沿いで土砂降りのなか幾晩も野宿を余儀なくされ、ずぶ濡れになっている。ギリシャ北部のイドメニ村に近い野原では、約7000人が泥まみれになりながらも国境を越える日を待っていた。マケドニアの警察は難民の流入を制限しているため、電車、バス、タクシーでやってくる難民が増えている。

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同じく、マケドニアの国境。ギリシャ・イドメニ村の近くで泥の中を歩きギリシャとマケドニアの国境を越えるシリア人難民。

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登録センター近くの間に合わせのキャンプで、焚火にあたり暖をとる、行く当てのない移民たち。UNHCRはギリシャ当局に、緊急事態だとして追加の宿泊・受け入れ施設を用意するよう要請した。現在、島には1万2000人の難民・移民に対し、わずか2800人分の受け入れ施設しかない。

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ギリシャ・イドメニ村近くで、足止めを食らってハンガーストライキ中のイラン人移民がマケドニアの機動隊員を前に眠っている。西ヨーロッパを目指す何十万人もの移民が到来したバルカンルート沿いの国々は、先週、移民の選別を始め、シリア、イラク、アフガニスタンの紛争から逃れてきた人々のみを通過させるようになった。

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ギリシャ・コス島の国立競技場での難民登録手続き中に衝突が発生し、女性と子どもに安全な通り道を作るシリア人男性たち。地元の当局は近くのトルコの海岸からゴムボートでやってくる移民・難民の増加への対応に苦慮している。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、数千人の移民が上陸した地中海諸島での「完全な混乱状態」を制圧するようギリシャに要請した。

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40人の難民とともにゴムボートでエーゲ海を渡り、トルコからギリシャのコス島に到着した後、海岸で休むアムン(70)。アムンはシリア・アレッポで暮らしていた盲目のパレスチナ人難民で、家族とともにシリアの内戦から逃れるため再び難民になった。

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大雨のなか、ギリシャ・イドメニ村近くのマケドニアとの国境に向けて歩きながら娘にキスをするシリア人難民。