イラン 臓器売買の悲劇
撮影:フランチェスコ・アレジ

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男性は、腎不全のため6年間週3回の透析を受けた。いまでもその傷跡が体に残っている。

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「腎臓売ります」の広告は、移植手術が行われる病院の壁に書きだされるか、新聞の広告欄に出る。売り手はほとんどが若者だ。

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男性とその家族はナリンという女性に会い、彼女から腎臓を買うことにした。腎臓を4600ユーロで買うために、彼らは自分たちの土地を売った。

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腎臓移植を前に、病室で物思いにふける男性。

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入院する2日前に、家の前で火を囲む男性と家族。

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荷物をまとめて自宅を出る男性。腎臓移植を受けるために病院へ向かう。

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腎臓の価格は、需要と供給の関係によって変動する。

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腎臓摘出の2日前。病院で最終的なチェックを受けるナリン。腎臓を売ったお金で両親の家を出て夫と住むことができるし、お金がなくなる前に仕事を見つけたいと、今後の生活に夢をふくらませる。

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腎臓移植手術を終えた男性。

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男性は移植手術を受ける前に、手術を受けたばかりの患者と同じ病室になった。患者が男性のベッドに手を伸ばす。

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腎臓を移植された直後、手術室から運び出される男性。まだ麻酔からさめていない。

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2日前に腎臓の摘出手術を受けたナリン。

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移植2日後の男性。彼は経過観察のため15日間病院に留まらなければならない。2014年にイランでは、およそ1400人が腎臓売買による生体移植を受けた

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同室の患者が、腎臓の摘出手術を受けたあとの傷を見せる。

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移殖手術の翌日、病院の廊下で男性がナリンとすれ違う。ナリンは摘出手術の3日後に退院し、男性は移植手術の3週間後に拒絶反応のために死亡した。