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| 編集長便り 2008年9月 |
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立教大学での夏季集中講義が終わった。3日間、朝9時から夕方6時まで講義というハードなスケジュールで、テーマはジャーナリズム。学生たちもよく耐えたものだ。私の授業は、全コマ出席でなければ単位は与えないという厳しい条件がついているため、抜け出すわけにはいかない。途中に撮影実習も行い、チェルノブイリ被曝者のナターシャ・グジーがモデルになってくれ、事故のことや放射能のことを語り、そして2曲歌ってくれた。私は絵画のスライド写真を見せ、どのような光と影の下に描かれているか説明した。そして単に美しく撮影するだけでなく、その人の抱え込んでいるものも写し取るという難しさを話した。
大学の集中講座は、DAYS JAPANの締め切り時期にぶつかり、さらに「NAKBAアーカイブス版」のDVDの編集作業終了という時期にも重なった。どれひとつとっても緊急事態なのに、重なったからたまらない。いまこの原稿は、高知市でのDAYS写真展の講演会の出番を待つ合間に書いているが、昨晩も3時間ほど仮眠しただけ。講演終了次第帰京し、DAYSとDVD編集の現場に合流することになっている。われながらよくやるものだと感心している。
ところで書店や出版社が次々と倒産し、多くの雑誌が廃刊になる中、DAYS JAPANにも厳しい時代が到来しようとしている。石油に端を発した値上げが、紙の値上げに結びつき、印刷所から20%経費アップを言い渡された。この先他の部門も、軒並み上がっていくだろう。
だからといって簡単な解決法があるわけはない。ネット業界も大変なようだ。DAYSとインターネットの相互乗り入れがどのような条件の下に可能になるのか、とっておきの案があれば教えていただきたい。
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| 広河隆一 |
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今月の便り |
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